大きく分けると、「北部諸方言」「トスカーナ諸方言」「中南部方言」等に分類され、数多くの方言があります。
西ローマ帝国の崩壊からイタリア統一まで分裂が続いたため、それぞれの国で使われていた言語がそれぞれの地域で方言が発展したと言われています。
ドイツ国境近くはドイツ語っぽいイタリア語、フランス国境近くはフランス語っぽいイタリア語、逆にフランスのイタリア国境近くではイタリア語っぽいフランス語。
南部ではスペイン語やギリシア語の影響を受け、シチリア島ではアラビア語の影響を受けた方言があります。
さらにフランス領コルシカ島で使われるコルシカ語もイタリア語の方言とされています。 |